東京都内の公園面積は合計何平方キロか|フェルミ推定の解き方と解答例
東京都内にある公園の合計面積を推定してください。
まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。
解答・解説を開く
回答の要点
- 分解
- 公園面積 = 身近な公園の市街地面積比による推計 + 重複しない大規模公園 + その他
- 主な前提
- 市街地面積:1,200km²、街区公園:1.25%、近隣公園:2%、地区公園:0.8%などを計算の前提に置く。
- 推定結果
- 約80km²
最初に確認・宣言すべきこと
- 「公園」の定義は整備された都市公園か、緑地・河川敷も含むか
- 多摩地域・島しょ部も含む東京都全体か、23区か
- 皇居や神社の森は除いてよいか
行き詰まったときの段階ヒント
ヒント1を開く
まず「公園」の範囲を決める。整備された都市公園に限るか、河川敷や皇居周辺の緑地まで含むか。取り方で答えは数倍動く
ヒント2を開く
公園面積 = 身近な公園の市街地面積比による推計 + 重複しない大規模公園 + その他
ヒント3を開く
身近な公園。大規模公園: 身近な公園と重複のない80カ所×0.3km²。霊園・河川敷: 対象とする公園区域のみ。自然公園指定域は除く
ヒント4を開く
市街地1,200km²に対し街区公園1.25%、近隣公園2%、地区公園0.8%を仮置きし48.6km²。これと重複のない大規模公園80カ所×0.3km²=24km²、その他8km²で80.6km²です。街区1.25%は0.2km²に2,500m²、近隣2%は1km²に2ha、地区0.8%は5km²に4haから導きます。これらが重ならず実在するという仮定で、整備基準があるだけで達成済みとは扱いません。
構造図: どう分解して解くか
身近な公園の計算根拠
検算身近な公園の面積比を2〜6%にすると全体は56〜104km²です。1人あたり面積への換算は単位検算にとどまり、独立検証には公園台帳の敷地面積と範囲を照合します。
回答例(面接での話し方)
1結論
対象範囲を限定した中心値は約80km²。配置密度と分類の重複が主要な論点です。
2前提
都内の都市公園等の敷地面積。自然公園の指定区域は含めず、霊園・河川敷は公園として対象にする区域だけ数えます。
3分解式
公園面積 = 身近な公園の市街地面積比による推計 + 重複しない大規模公園 + その他
4計算
市街地1,200km²に対し街区公園1.25%、近隣公園2%、地区公園0.8%を仮置きし48.6km²。
これと重複のない大規模公園80カ所×0.3km²=24km²、その他8km²で80.6km²です。
街区1.25%は0.2km²に2,500m²、近隣2%は1km²に2ha、地区0.8%は5km²に4haから導きます。これらが重ならず実在するという仮定で、整備基準があるだけで達成済みとは扱いません。
5検算
身近な公園の面積比を2〜6%にすると全体は56〜104km²です。1人あたり面積への換算は単位検算にとどまり、独立検証には公園台帳の敷地面積と範囲を照合します。
よくあるミス
- 都全体2,200km²にそのまま比率を掛け、山地・島しょの扱いが曖昧になる
- 公園比率を「5%くらい」と感覚で置き、どこから来た数字か説明できない
- 基準になる公園のサイズを知らず、検算ができない
面接官の深掘り質問
1人あたり公園面積を東京とロンドンで比べるとどうなりますか?
東京は80km² ÷ 1,400万人 ≒ 6m²/人。ロンドンやNYは20〜30m²/人と言われる。桁の差を出した上で、地価・都市計画の歴史を理由に挙げる。
公園面積を2倍にするとしたら、どんな方法がありますか?
新規用地は困難なので、河川敷・学校校庭の開放・屋上緑化・再開発時の公開空地義務化など「既存空間の転用」で答える。面積の供給源を構造化する問題。
評価ポイント
- 島しょ・山地を除いて母数を市街地に絞れた
- 公園比率を配置間隔 × 1つの面積から作り、根拠を説明できた
- 身近な公園と大規模公園を分け、二重計上を避けられた
- 1人あたり面積や知っている公園を物差しに検算できた