東京駅の1日の利用者数は何人か|フェルミ推定の解き方と解答例
東京駅を1日に利用する人数を推定してください。
まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。
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回答の要点
- 分解
- 延べ乗降 = 各区分の(重複のない運行系統・方向別の列車本数 × 1本の乗車人数と降車人数の合計)の合計
- 主な前提
- 方向数:16、本数:15本/h、編成:10両、1両の乗降:50人などを計算の前提に置く。
- 推定結果
- 延べ約130万人
最初に確認・宣言すべきこと
- 「利用」の定義は乗降か、乗り換えだけの人も含むか
- 実人数か延べ人数か
- 平日を想定してよいか
行き詰まったときの段階ヒント
ヒント1を開く
「利用者」を乗車だけで数えるか、乗降と乗り換えを含む延べで数えるかを先に決める。定義だけで2倍違う
ヒント2を開く
延べ乗降 = 各区分の(重複のない運行系統・方向別の列車本数 × 1本の乗車人数と降車人数の合計)の合計
ヒント3を開く
在来線。新幹線。地下鉄(丸ノ内線): ピーク4h×40本×600人+日中14h×25本×300人
ヒント4を開く
在来線は運行系統と方向を整理した16方向相当と仮定。ピーク4時間は毎時15本×乗降500人で48万人、その他13時間は毎時10本×200人で41.6万人。新幹線は出発190本×500人×発着2=19万人、地下鉄は約20万人。計約129万人です。列車間隔4分なら毎時15本、6分なら10本です。1本500人は10両×1両平均の乗車25人と降車25人の合計、200人は10両×各10人の仮定。運行16方向相当は路線名から自動的には導けず、直通の重複を除く時刻表確認で確定します。
構造図: どう分解して解くか
在来線の計算根拠
検算在来線の1本あたり乗降を±20%に振ると全体は約111万〜147万人。鉄道事業者の『乗車人員』と比較する場合は、乗換算入範囲もそろえ、単に2倍して検証したことにしません。
回答例(面接での話し方)
1結論
仮の運行・乗降条件では約130万人/日。これは乗換を含む延べ数で、東京駅へ来た実人数ではありません。
2前提
東京駅の平日1日の延べ乗降を対象にします。乗り換えは降車と乗車の2回に数え、改札通過人数・実人数とは区別します。
3分解式
延べ乗降 = 各区分の(重複のない運行系統・方向別の列車本数 × 1本の乗車人数と降車人数の合計)の合計
4計算
在来線は運行系統と方向を整理した16方向相当と仮定。ピーク4時間は毎時15本×乗降500人で48万人、その他13時間は毎時10本×200人で41.6万人。
新幹線は出発190本×500人×発着2=19万人、地下鉄は約20万人。
計約129万人です。列車間隔4分なら毎時15本、6分なら10本です。1本500人は10両×1両平均の乗車25人と降車25人の合計、200人は10両×各10人の仮定。
運行16方向相当は路線名から自動的には導けず、直通の重複を除く時刻表確認で確定します。
5検算
在来線の1本あたり乗降を±20%に振ると全体は約111万〜147万人。鉄道事業者の『乗車人員』と比較する場合は、乗換算入範囲もそろえ、単に2倍して検証したことにしません。
よくあるミス
- 乗車人員(片道)と乗降(往復)を混同し、2倍ずれる
- 新幹線・地下鉄・駅ナカ利用の加算漏れ
- 「1日中ピーク並み」の密度で計算し、過大になる
面接官の深掘り質問
東京駅の駅ナカ商業の1日売上を概算すると?
延べ乗降130万人をそのまま購買機会にせず、乗換・往復の重複を調整し商業区画を通る人数に絞る。仮に独立した購買機会65万回、購入率15%、単価800円なら日7,800万円。購入率の母数を明示する。
土日はどのくらい減りますか?
通勤需要(全体の6〜7割)が大きく減り、観光・新幹線需要が増える。ネットで平日の6割程度、という構造で答える。
評価ポイント
- 「利用者」の定義(延べ乗降)を最初に宣言できた
- 時間帯別の密度差を構造に織り込めた
- 列車の運行本数という供給側から数字を積めた
- 新宿駅など既知の駅と比較して検算できた