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フロー問題難易度: 基礎思考5分 / 回答2分

日本で1日に売れるおにぎりは何個か|フェルミ推定の解き方と解答例

コンビニ、スーパー、専門店を含めた1日の販売個数を推定してください。

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まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。

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回答の要点

分解
販売個数/日 = 各区分の(販売チャネルの店舗数 × 購入客数/店/日 × 購入個数/客)の合計
主な前提
店舗数:5.5万店、当該時間帯の客:200人、おにぎり購入率:20%、当該時間帯の客:300人などを計算の前提に置く。
推定結果
約1,400万個

最初に確認・宣言すべきこと

  • 家庭で握るおにぎりは除いてよいか
  • 平日を想定するか、平均的な1日か
  • おにぎり以外の米飯類(弁当・寿司)は除くか

行き詰まったときの段階ヒント

ヒント1を開く

家庭で握る分は除き、販売されたおにぎりに限ると先に宣言する。弁当・寿司も対象外に切っておく

ヒント2を開く

販売個数/日 = 各区分の(販売チャネルの店舗数 × 購入客数/店/日 × 購入個数/客)の合計

ヒント3を開く

コンビニ。スーパー。その他

ヒント4を開く

コンビニ5.5万店×150個=825万個、スーパー2万店×200個=400万個。ドラッグストア2万店×30個=60万個、専門店等1.5万店×50個=75万個、重複を除く駅売店5,000店×100個=50万個。計1,410万個です。コンビニ5.5万店は別問の全国日支出281億円÷平均日販51万円で約5.51万店となる規模です。スーパー2万店は6,000万世帯×週3.5回の買い物÷7日÷1店あたり1日1,500件の購入で導きます。1,500件の購入は15時間×1時間あたり平均100件の購入という仮定で、レジの最大能力ではありません。ドラッグストア・専門店・駅売店の店数は未検証の補助入力です。

構造図: どう分解して解くか

おにぎりの販売数約1,400万個/日
コンビニ825万個
店舗数5.5万店覚える規模。別問では全国日支出281億円÷平均日販51万円から導く×1店あたり約150個110人×1.4個=154個を概算
+
スーパー400万個
店舗数2万店購買頻度・1店客数は仮定×1店あたり200個
+
その他185万個
ドラッグストア60万個2万店×30個+弁当店・専門店75万個1.5万店×50個+駅売店など50万個コンビニと重複しない5,000店×100個
コンビニの計算根拠
コンビニ825万個
店舗数5.5万店覚える規模。別問では全国日支出281億円÷平均日販51万円から導く
×
1店あたり約150個110人×1.4個=154個を概算
購入者数110人
朝40人200人×20%
当該時間帯の客200人1店の来店数の仮説×おにぎり購入率20%来店客全体に対する割合
+
昼45人300人×15%
当該時間帯の客300人1店の来店数の仮説×おにぎり購入率15%来店客全体に対する割合
+
その他25人500人×5%
当該時間帯の客500人1店の来店数の仮説×おにぎり購入率5%来店客全体に対する割合
×
1人あたり1.4個2個買う人が4割
スーパーの計算根拠
スーパー400万個
店舗数2万店購買頻度・1店客数は仮定
全国の買物3,000万件の購入/日6,000万世帯×週3.5回÷7日
÷
1店の購入件数1,500件/日15時間×平均100件/時。最大能力でなく実需要
営業時間15時間/日×1時間あたりの購入件数100件/時観測で確かめる需要仮説
×
1店あたり200個
昼食需要135個11〜14時450人×20%×1.5個+家族分約65個その他1,050人×3%×2個=63個。計198個を200個に概算

検算コンビニの販売数100〜200個なら全国計は約1,135万〜1,685万個。需要側で7,000万人×週1.2個+5,000万人×週0.3個を7で割ると約1,414万個ですが、頻度を答えに合わせて設定しないことが条件です。

計算の参考にする概数

人口・世帯数など、さまざまな問題に使える概数を押さえましょう。業界ごとの店舗数や利用者数を暗記する必要はありません。購入率や稼働率は、条件を説明して置く仮定です。基礎数値の一覧はフェルミ推定で覚えておくべき基礎数値にまとめています。

  • 知識として覚える概数:日本の世帯数は約5,600万〜6,000万。2023年住宅・土地統計調査の総世帯数は5,621万5千世帯です。この解答では計算を簡単にするため6,000万と仮置きし、同じ定義の厳密値とは区別します。人口÷1世帯人数でも規模を確認できますが、世帯人数も外部知識が必要です。 総務省統計局・住宅・土地統計調査(2023年)
  • 分解の終点:人口・世帯数など広く使う基礎的な概数を押さえ、頻度・購入率・稼働率・商圏は解答上の仮定として説明します。細分化しても各比率の根拠が増えない場合はそこで止め、結論への影響が大きい入力を感度分析・観測で確かめます。

回答例(面接での話し方)

1結論

年間平均で1日約1,400万個。店舗の販売個数とチャネル間の重複を確認します。

2前提

全国で販売されるおにぎりの年間平均の1日個数。家庭製・寿司・弁当の一部は除き、駅売店はコンビニに含めた店舗を除外します。

3分解式

販売個数/日 = 各区分の(販売チャネルの店舗数 × 購入客数/店/日 × 購入個数/客)の合計

4計算

コンビニ5.5万店×150個=825万個、スーパー2万店×200個=400万個。

ドラッグストア2万店×30個=60万個、専門店等1.5万店×50個=75万個、重複を除く駅売店5,000店×100個=50万個。

計1,410万個です。コンビニ5.5万店は別問の全国日支出281億円÷平均日販51万円で約5.51万店となる規模です。

スーパー2万店は6,000万世帯×週3.5回の買い物÷7日÷1店あたり1日1,500件の購入で導きます。1,500件の購入は15時間×1時間あたり平均100件の購入という仮定で、レジの最大能力ではありません。

ドラッグストア・専門店・駅売店の店数は未検証の補助入力です。

5検算

コンビニの販売数100〜200個なら全国計は約1,135万〜1,685万個。

需要側で7,000万人×週1.2個+5,000万人×週0.3個を7で割ると約1,414万個ですが、頻度を答えに合わせて設定しないことが条件です。

よくあるミス

  • 1店舗の販売数を「150個くらい」と根拠なく置き、どこからの数字かを突っ込まれて詰まる
  • スーパー・その他を「コンビニの何割」とまとめ、分解の型が崩れる
  • 検算の需要側を結論から逆算した数字(週0.9個など)で作り、独立した検算になっていない

面接官の深掘り質問

おにぎり市場の年間金額規模は?

1,400万個 × 150円 × 365日 ≒ 7,700億円。個数×単価×日数の変換を素早く。単価はコンビニの値付け実感から。

この10年でおにぎり販売数は増えていると思いますか?

中食化・単身世帯増・高価格帯おにぎり専門店ブームで増加傾向、と生活トレンドを需要ドライバーに結びつけて答える。

評価ポイント

  • チャネルごとに店舗数 × 1店あたり販売数という同じ型で分解できた
  • 店舗数・日販などの公表値と、自分で置いた仮定を区別して話せた
  • 1店あたり販売数を時間帯別の客数 × 購入率 × 個数で出し、棚 × 納品回数でも確かめられた
  • 需要側を独立に積んで供給側と突き合わせられた

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