コンビニ1店舗の1日の売上はいくらか|フェルミ推定の解き方と解答例
客数と客単価から、コンビニ1店舗の1日の売上(日販)を推定してください。
まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。
解答・解説を開く
回答の要点
- 分解
- 日商 = 各区分の(時間帯の長さ × レジ処理能力 × 実利用率)の合計× 1回あたりの購入額
- 主な前提
- 時間帯の長さ:6時間、1時間あたりの購入件数:80件/時、時間帯の長さ:10時間、1時間あたりの購入件数:40件/時などを計算の前提に置く。
- 推定結果
- 約60万円
最初に確認・宣言すべきこと
- 標準的な立地(住宅地)を想定してよいか
- 売上は物販のみか、公共料金収納などの手数料も含むか
- 平日・休日をならした平均でよいか
行き詰まったときの段階ヒント
ヒント1を開く
住宅地立地の標準店を想定すると宣言する。物販だけか、収納代行の手数料も含むかも決める
ヒント2を開く
日商 = 各区分の(時間帯の長さ × レジ処理能力 × 実利用率)の合計× 1回あたりの購入額
ヒント3を開く
1日の購入件数。1回あたりの購入額: 複数人分のまとめ買いも購入1件として数える
ヒント4を開く
朝夕6時間は会計80件/時で480件、日中10時間は40件/時で400件、深夜8時間は15件/時で120件。計1,000件×600円=60万円です。朝夕80件/時はレジ2台×60分÷購入1件につき1.5分×稼働100%、日中40件は1台×100%、深夜15件は1台×37.5%です。客単価600円は基本の購入額450円+追加購入50%×300円の仮定。連続稼働は強い前提なので、能力と実需要を分けて検証します。
構造図: どう分解して解くか
1日の購入件数の計算根拠
検算朝夕と日中の実利用率がこの仮定の70%なら購入736件、44.2万円です。客単価600円も商品例の単純な足し算ではなく、購入する人の比率を掛けて見積もります。
回答例(面接での話し方)
1結論
仮定した客流では日販60万円。レジ稼働が低い店では40万円台にもなる条件付きの値です。
2前提
24時間営業の標準コンビニ1店の日商を推定します。購入件数を客数の近似とし、購入1件あたりの金額を単価にします。
3分解式
日商 = 各区分の(時間帯の長さ × レジ処理能力 × 実利用率)の合計× 1回あたりの購入額
4計算
朝夕6時間は会計80件/時で480件、日中10時間は40件/時で400件、深夜8時間は15件/時で120件。
計1,000件×600円=60万円です。
朝夕80件/時はレジ2台×60分÷購入1件につき1.5分×稼働100%、日中40件は1台×100%、深夜15件は1台×37.5%です。客単価600円は基本の購入額450円+追加購入50%×300円の仮定。
連続稼働は強い前提なので、能力と実需要を分けて検証します。
5検算
朝夕と日中の実利用率がこの仮定の70%なら購入736件、44.2万円です。客単価600円も商品例の単純な足し算ではなく、購入する人の比率を掛けて見積もります。
よくあるミス
- 終日ピーク並みの客数で計算し、2倍以上過大になる
- 客単価を1,500円などスーパー並みに見積もる
- 日販と月商を混同する
面接官の深掘り質問
この店の1日の利益はいくら残りますか?
日販60万×粗利率30%=18万円から、人件費(スタッフ延べ50時間×1,200円=6万)、ロイヤリティ・家賃・廃棄などを引くと数万円。P/L構造に降りられるかが見られる。
日販を10%上げるなら何をしますか?
客数(品揃え・サービス追加)か客単価(ついで買い・高単価商品)かに分け、立地特性に合わせて選ぶ。フェルミからケースへの接続問題。
評価ポイント
- 客数を時間帯の波で積み上げられた
- 客単価に自分の購買実感という根拠を添えられた
- 深夜の低稼働という24時間営業の実態を反映できた
- 業界全体(市場規模÷店舗数)からの検算ができた