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ユニットベース難易度: 標準思考7分 / 回答3分

全国のタクシーの年間走行距離は合計何kmか|フェルミ推定の解き方と解答例

台数と1台あたり稼働距離から、全国のタクシーの年間走行距離を推定してください。

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まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。

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回答の要点

分解
全国の年間走行距離 = 都市部の年間走行距離 + 地方の年間走行距離。各地域の年間走行距離 = 台数 × 1台の1日走行距離 × 年間稼働日数
主な前提
都市部の台数:8万台、1日の乗車回数:30回/台・日、1回の乗車距離:4km/回、お客を乗せて走る距離の割合:40%などを計算の前提に置く。
推定結果
約100億km/年

最初に確認・宣言すべきこと

  • 法人・個人タクシーの両方を含むか
  • ハイヤーや配車アプリ専業車両は含むか
  • 実車(客を乗せた)距離か、回送を含む総走行距離か

行き詰まったときの段階ヒント

ヒント1を開く

法人・個人タクシーを合算すると宣言する。実車距離か、回送を含む総走行距離かも先に決める

ヒント2を開く

全国の年間走行距離 = 都市部の年間走行距離 + 地方の年間走行距離。各地域の年間走行距離 = 台数 × 1台の1日走行距離 × 年間稼働日数

ヒント3を開く

都市部の年間走行距離。地方の年間走行距離

ヒント4を開く

まず1台が営業する1日に走る距離を求めます。都市部は乗車30回×1回4km÷お客を乗せて走る距離の割合40%=300km/台・日。地方は13回×4km÷40%=130km/台・日と仮定します。 次に、1台あたりの年間走行距離へ換算します。都市部は300km×250日=7.5万km/台・年。地方は130km×250日=3.25万km/台・年です。 地域ごとの台数を掛けると、都市部8万台×7.5万km=60億km/年。地方12万台×3.25万km=39億km/年です。 全国の年間合計は60億+39億=99億km/年。概数で約100億km/年と推定します。 都市部の乗車30回/日は、18時間営業×1時間あたり約1.67回という仮定です。空車で走る距離も加えた300kmを、客待ちや休憩を含む営業時間内に走れるか確認します。年250日は車両が動く日数で、運転者1人の勤務日数とは分けて考えます。

構造図: どう分解して解くか

全国のタクシーの年間走行距離約100億km/年都市部60億+地方39億=99億km/年を丸める
都市部の年間走行距離60億km/年
都市部の台数8万台全国20万台を都市部40%・地方60%に分ける仮定×1台の年間走行距離7.5万km/台・年
+
地方の年間走行距離39億km/年
地方の台数12万台全国20万台を都市部40%・地方60%に分ける仮定×1台の年間走行距離3.25万km/台・年
都市部の年間走行距離の計算根拠
都市部の年間走行距離60億km/年
都市部の台数8万台全国20万台を都市部40%・地方60%に分ける仮定
×
1台の年間走行距離7.5万km/台・年
1台の1日走行距離300km/台・日営業する1日あたり。空車で走る距離も含む
1日の乗車回数30回/台・日この解答の仮定。実際は営業記録で確認×1回の乗車距離4km/回この解答の仮定÷お客を乗せて走る距離の割合40%全走行距離に対する割合を仮定。時間の割合とは別
×
車両の年間稼働日数250日/年1年の約7割で営業する仮定。運転者1人の勤務日数とは別
地方の年間走行距離の計算根拠
地方の年間走行距離39億km/年
地方の台数12万台全国20万台を都市部40%・地方60%に分ける仮定
×
1台の年間走行距離3.25万km/台・年
1台の1日走行距離130km/台・日営業する1日あたり。空車で走る距離も含む
1日の乗車回数13回/台・日この解答の仮定。実際は営業記録で確認×1回の乗車距離4km/回この解答の仮定÷お客を乗せて走る距離の割合40%全走行距離に対する割合を仮定。時間の割合とは別
×
車両の年間稼働日数250日/年1年の約7割で営業する仮定。運転者1人の勤務日数とは別

検算別の計算順でも、(8万台×300km/台・日+12万台×130km/台・日)×250日=3,960万km×250=99億km/年となります。3,960万kmは全車両がそれぞれ1日動いた場合の途中計算で、年間の答えではありません。 車両の年間稼働日数が200〜300日なら、全国の年間合計は79.2億〜118.8億kmです。

回答例(面接での話し方)

1結論

全国のタクシーの年間走行距離は約100億km/年です。都市部60億km/年と地方39億km/年の合計99億km/年を丸めています。

2前提

全国のタクシーが1年間に走る距離を、お客を乗せているときも空車のときも含めて推定します。都市部8万台・地方12万台、各車両が年250日動くと仮定します。台数と日数はこの解答の設定です。

3分解式

全国の年間走行距離 = 都市部の年間走行距離 + 地方の年間走行距離。

各地域の年間走行距離 = 台数 × 1台の1日走行距離 × 年間稼働日数

4計算

まず1台が営業する1日に走る距離を求めます。

都市部は乗車30回×1回4km÷お客を乗せて走る距離の割合40%=300km/台・日。

地方は13回×4km÷40%=130km/台・日と仮定します。

次に、1台あたりの年間走行距離へ換算します。

都市部は300km×250日=7.5万km/台・年。

地方は130km×250日=3.25万km/台・年です。

地域ごとの台数を掛けると、都市部8万台×7.5万km=60億km/年。

地方12万台×3.25万km=39億km/年です。

全国の年間合計は60億+39億=99億km/年。

概数で約100億km/年と推定します。

都市部の乗車30回/日は、18時間営業×1時間あたり約1.67回という仮定です。空車で走る距離も加えた300kmを、客待ちや休憩を含む営業時間内に走れるか確認します。

年250日は車両が動く日数で、運転者1人の勤務日数とは分けて考えます。

5検算

別の計算順でも、(8万台×300km/台・日+12万台×130km/台・日)×250日=3,960万km×250=99億km/年となります。

3,960万kmは全車両がそれぞれ1日動いた場合の途中計算で、年間の答えではありません。

車両の年間稼働日数が200〜300日なら、全国の年間合計は79.2億〜118.8億kmです。

よくあるミス

  • 1日の走行を500kmなど高速道路並みに見積もる(市街地の低速を忘れる)
  • 1日あたりの距離で計算を止め、車両の年間稼働日数を掛け忘れる
  • 台数の桁を外す(タクシーは乗用車全体の0.4%程度)

面接官の深掘り質問

タクシー業界全体の年間売上はいくらになりますか?

本文の走行99億km×距離ベース実車率40%×仮の運賃400円/kmで約1.58兆円。初乗り・待ち時間・迎車料金は別項で補正し、実車率を無説明に45%へ変えない。

ライドシェア解禁で走行距離はどう変わると思いますか?

供給不足の深夜・地方で走行が増える一方、既存タクシーと奪い合いも起きる。総需要(移動回数)が増えるのか、担い手が変わるだけかを分けて答える。

評価ポイント

  • 台数×1日走行×稼働日数の3要素に分解できた
  • 1日走行を乗車回数・距離・実車率から組み立て、時間×時速でも確かめられた
  • 都市部と地方を分け、後付けの補正なしで積めた
  • 自家用車との倍率で単位あたりの妥当性を確認できた

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練習

フェルミ推定を本番形式で練習

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