ケース面接ジム
フロー問題難易度: 基礎思考5分 / 回答2

日本で1日に飲まれるペットボトル飲料は何本かフェルミ推定解き方と解答例

日本国内で1日に消費されるペットボトル飲料の本数を推定してください。

この問題をタイマー付きで練習する例題一覧に戻る

自分で設定する論点

  • 期間と単位をそろえ、実人数か延べ人数かを自分で決める
  • 需要が発生する場面、時間帯、チャネルを分けて考える
  • 頻度や1拠点あたり数量を仮定し、季節差や平休日差を確認する
  • サイズ(500ml/2L)を分けるか、合算で数えるかを決める

最初に確認・宣言すべきこと

  • 500mlと2Lなどサイズを区別するか、本数合計でよいか
  • 水・お茶・ジュース・炭酸などすべての飲料を含むか
  • 自宅で飲む分も含むか

行き詰まったときの段階ヒント

ヒント1を開く

1人あたり消費から入るのが最速。「自分は1日に何本飲むか」から始める

ヒント2を開く

毎日飲む人と飲まない人がいる。平均でならすと1人0.5本前後が置きやすい

ヒント3を開く

年間に直すと約200億本。リサイクル報道などの既知の数字で検算できる

考え方

  • 人口 × 1人あたり1日消費本数、というシンプルな式で入る
  • 1人あたり本数は、よく飲む層と飲まない層に分けて平均を作る
  • 年間換算して既知の数字(年間200億本規模)と突き合わせる

解答の流れ

  1. 働く世代・学生(7,000万人): 通勤・職場で1日0.7本
  2. それ以外(5,000万人): 自宅中心で1日0.3本
  3. 加重平均: (7,000万×0.7 + 5,000万×0.3) = 6,400万本/日
  4. 夏場の増加と2Lボトルの家庭需要をならして、1日約6,000万〜6,500万本
  5. 検算: 年間換算で約230億本。「年間200億本超」という報道値と整合するため、約6,000万本/日と結論する

回答例

【結論】日本で1日に飲まれるペットボトル飲料は約6,000万本、国民の2人に1人が毎日1本飲む計算と推定します。 【前提】水・お茶・ジュースなど全飲料、サイズ混在の本数ベースで数えます。 【分解式】人口 × 1人あたり1日消費本数。消費頻度の違いでセグメントを分けます。 【計算】通勤・通学で外出の多い7,000万人は1日0.7本、在宅中心の5,000万人は0.3本とすると、7,000万×0.7 + 5,000万×0.3 ≒ 6,400万本/日です。 【検算】年間に直すと約230億本。ペットボトルの国内年間販売は230億本前後と言われており整合します。1人あたり年間約190本という数字も、週3〜4本の実感と合います。

実際の数値との突き合わせ

PETボトルリサイクル推進協議会など: PETボトルの年間販売量は約230億本(1日約6,300万本)
3,000万〜1.2億本/日に入っていれば桁感OK

よくあるミス

  • 「自分は1日2本飲む」を全人口に外挿して過大になる
  • 乳幼児・高齢者など消費の少ない層を無視する
  • 年間換算の検算をせず、桁のずれに気づかない

面接官の深掘り質問

ペットボトル飲料の市場規模は?

6,000万本 × 平均単価120円 × 365日 ≒ 2.6兆円。自販機・コンビニ・スーパーで単価が違う点に触れ、平均単価の置き方を説明できるとよい。

マイボトル普及で本数は何割減ると思いますか?

置き換わるのは主に「水・お茶の日常消費」。該当が全体の5割、うち2割が置換なら全体で1割減、とセグメント×置換率で構造的に答える。

評価ポイント

  • 1人あたり消費という最短の入り方を選べた
  • 消費頻度でセグメントを分けて平均を作れた
  • 年間換算して既知の数字と突き合わせられた
  • 季節変動に一言触れられた

Related Practice

次に解きたい問題

フェルミ推定 / ストック問題

日本に傘は何本あるか

家庭、職場、店舗在庫を含めて日本に存在する傘の本数を推定してください。

解答例を見る
フェルミ推定 / ストック問題

日本に自動販売機は何台あるか

飲料以外も含め、日本に設置されている自動販売機の台数を推定してください。

解答例を見る
フェルミ推定 / フロー問題

東京駅の1日の利用者数は何人か

東京駅を1日に利用する人数を推定してください。

解答例を見る
練習

フェルミ推定を本番形式で練習

思考時間と回答時間を区切って、口頭説明まで含めて練習できます。

ランダム出題開始

Related Guides

関連する解説

フェルミ推定の基礎を確認する

問題演習の前後に、基本の流れと評価ポイントを確認できます。

基礎ガイドを見る
フェルミ推定の基礎

フェルミ推定の5ステップ

前提設定、分解、仮定、計算、検算の基本手順を整理します。

詳細を見る
フェルミ推定の例題と解き方

ストック問題とフロー問題の違い

フェルミ推定で頻出するストックとフローの見分け方を解説します。

詳細を見る