日本に自動販売機は何台あるか|フェルミ推定の解き方と解答例
飲料以外も含め、日本に設置されている自動販売機の台数を推定してください。
まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。
解答・解説を開く
回答の要点
- 分解
- 飲料自販機台数 = 全国の自販機購入本数/日 ÷ 1台の販売本数/日
- 主な前提
- 人口:7,000万人、購入頻度:週2.2本、人口:5,000万人、購入頻度:週0.6本などを計算の前提に置く。
- 推定結果
- 約250万台
最初に確認・宣言すべきこと
- 飲料以外(食品、たばこ、券売機)も含むか
- 屋内(オフィス・学校)の自販機も含むか
- 稼働していない放置機は除いてよいか
行き詰まったときの段階ヒント
ヒント1を開く
飲料自販機に限るか、たばこ・食品・券売機まで含むかを先に決める。飲料が大半なので飲料から積む
ヒント2を開く
飲料自販機台数 = 全国の自販機購入本数/日 ÷ 1台の販売本数/日
ヒント3を開く
飲料自販機。食品・たばこ等: 飲料219万台×15%。券売機・両替機は除外
ヒント4を開く
働く世代7,000万人×週2.2本+その他5,000万人×週0.6本=週1.84億本、日2,630万本。1台日12本と仮置きすると飲料機は219万台。商品自販機のうち飲料以外を飲料の15%と仮置きし、計約252万台です。1台12本/日は、低稼働立地80%×5本+駅・職場等20%×40本という仮の構成で説明できます。ただし立地構成と各販売数は観測が必要で、補充回数から販売数は決まりません。
構造図: どう分解して解くか
飲料自販機の計算根拠
検算1台8〜20本/日なら飲料機は約132万〜329万台。まず立地別販売数を検証します。非飲料比率も5〜25%で振り、券売機を含む統計との比較は避けます。
回答例(面接での話し方)
1結論
商品自販機は中心値約250万台です。1台の販売数を8〜20本/日に変えると飲料機は約132万〜329万台になるため、立地別販売数を優先して確認します。
2前提
飲料・食品・たばこ等の商品自動販売機を数えます。券売機・両替機は別の設備なので除きます。
3分解式
飲料自販機台数 = 全国の自販機購入本数/日 ÷ 1台の販売本数/日
4計算
働く世代7,000万人×週2.2本+その他5,000万人×週0.6本=週1.84億本、日2,630万本。
1台日12本と仮置きすると飲料機は219万台。商品自販機のうち飲料以外を飲料の15%と仮置きし、計約252万台です。
1台12本/日は、低稼働立地80%×5本+駅・職場等20%×40本という仮の構成で説明できます。ただし立地構成と各販売数は観測が必要で、補充回数から販売数は決まりません。
5検算
1台8〜20本/日なら飲料機は約132万〜329万台。まず立地別販売数を検証します。非飲料比率も5〜25%で振り、券売機を含む統計との比較は避けます。
よくあるミス
- 設置場所を細かく列挙して積み上げ、時間切れになる
- 「50人に1台」などの密度を根拠なく置き、その数字の出どころを説明できない
- 券売機などを含むか曖昧なまま進める
面接官の深掘り質問
自販機の台数は今後増えますか、減りますか?
コンビニ・キャッシュレス・人手不足による補充コスト増で微減トレンド。一方、省人化ニーズで食品自販機は増える。ネットでは緩やかな減少、と両面を挙げて答える。
飲料自販機市場の年間売上規模は?
本文と同じ飲料219万台×日12本×仮の単価150円×365日で約1.44兆円。飲料以外の商品自販機は別に積む。日販は販売本数と価格から出し、違う日商を無説明に置かない。
評価ポイント
- 需要本数 ÷ 1台の販売本数という、需給で台数を決める構造を作れた
- 1台の販売本数を補充頻度という観察できる事実から置けた
- 飲料とそれ以外を分け、支配的な飲料から積めた
- コンビニ店舗数との比較で検算できた