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ストック問題難易度: 基礎思考5分 / 回答2

日本に猫は何匹いるかフェルミ推定解き方と解答例

日本国内で飼育されている猫の総数を推定してください。

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自分で設定する論点

  • 何を数えるか、対象に含めるものと除くものを自分で定義する
  • 人口、世帯、保有率など、どの母数から入るかを決める
  • 1人あたり、1世帯あたりなどの仮定値を置き、最後にレンジで検算する
  • 飼い猫に限定するか、野良猫も含めるかを最初に宣言する

最初に確認・宣言すべきこと

  • 対象は飼い猫のみか、野良猫や保護施設の猫も含むか
  • 時点は現在のスナップショットでよいか
  • ペットショップなど販売在庫の猫は含めるか

行き詰まったときの段階ヒント

ヒント1を開く

人ではなく世帯を母数にすると数えやすい。日本の世帯数は約6,000万

ヒント2を開く

猫の総数 = 世帯数 × 猫飼育率 × 1世帯あたり頭数 で分解できる

ヒント3を開く

飼育率は「周囲の7〜8世帯に1世帯」の実感から12〜15%、多頭飼いを考えて1世帯あたり1.3匹前後が置きやすい

考え方

  • 猫は世帯単位で飼われるため、人口ではなく世帯数を母数に選ぶ
  • 飼育率と1世帯あたり頭数の2変数に分解し、それぞれ身近な実感で仮定を置く
  • 犬の頭数など別の切り口と比べて桁感を検算する

解答の流れ

  1. 世帯数を 1.2億人 ÷ 2人 = 6,000万世帯 と置く
  2. 猫飼育世帯を 6,000万世帯 × 13% ≒ 800万世帯 と見積もる(周囲の実感で7〜8世帯に1世帯)
  3. 多頭飼いを考慮し1世帯あたり1.3匹として 800万 × 1.3 ≒ 1,000万匹
  4. 検算として犬(約700万匹と言われる)と比較。猫は室内多頭飼いが多く、犬よりやや多いのは自然
  5. 結論は約1,000万匹、レンジは800万〜1,300万匹とする

回答例

【結論】日本の飼い猫は約1,000万匹、レンジで800万〜1,300万匹と推定します。 【前提】対象は家庭で飼育されている猫に限定し、野良猫は除きます。 【分解式】猫の総数 = 世帯数 × 猫飼育率 × 1世帯あたり頭数、と分解します。 【計算】世帯数は人口1.2億人を平均世帯人数2人で割って6,000万世帯。飼育率は、身の回りで7〜8世帯に1世帯が猫を飼っている実感から13%と置きます。猫は室内で多頭飼いされやすいので1世帯あたり1.3匹とすると、6,000万 × 13% × 1.3 ≒ 1,000万匹です。 【検算】犬は「3世帯に1匹」と言われ約700万匹です。猫は集合住宅でも飼いやすく多頭飼いが多いため、犬を上回る1,000万匹前後は桁感として自然です。

実際の数値との突き合わせ

ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」(2023年): 飼育猫 約906万匹
400万〜2,000万匹に入っていれば桁感OK

よくあるミス

  • 野良猫を曖昧に含めたまま計算し、範囲がぶれる
  • 人口から直接入ってしまい、「飼育の単位は世帯」という構造を外す
  • 飼育率を根拠なく30〜50%など過大に置き、桁を外す

面接官の深掘り質問

野良猫も含めるとどのくらい増えますか?

市街地の面積あたり生息密度から積み上げる。市街地1km²あたり数匹〜十数匹と置くと全国で100万〜200万匹程度の上乗せというオーダーを示せれば十分。

この数字から国内のキャットフード市場規模を出すと?

1,000万匹 × 月2,000〜3,000円 × 12カ月 = 約2,400億〜3,600億円。ストックの推定値をフロー(支出)につなぎ直せるかが見られている。

評価ポイント

  • 飼い猫と野良猫の範囲を冒頭で宣言できた
  • 人口ではなく世帯を母数に選び、理由を言えた
  • 飼育率の仮定に身近な根拠を添えられた
  • 犬の頭数など別の軸で検算できた

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練習

フェルミ推定を本番形式で練習

思考時間と回答時間を区切って、口頭説明まで含めて練習できます。

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