スターバックス1店舗の年間売上はいくらか|フェルミ推定の解き方と解答例
客数、客単価、営業日から標準的なスターバックス1店舗の年間売上を推定してください。
まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。
解答・解説を開く
回答の要点
- 分解
- 年商 = 各区分の(時間帯別の購入件数/時 × 時間)の合計× 1回あたりの購入額 × 営業日
- 主な前提
- 時間帯:4時間、1時間あたりの購入件数:60件/時、時間帯:11時間、1時間あたりの購入件数:35件/時などを計算の前提に置く。
- 推定結果
- 約1.6億円/年
最初に確認・宣言すべきこと
- 標準的な路面店・商業施設内の店を想定してよいか
- テイクアウト・モバイルオーダーも含むか
- グッズ・豆の物販も含むか
行き詰まったときの段階ヒント
ヒント1を開く
どんな立地の店を標準とするかを先に宣言する。都心の路面店か郊外の商業施設内かで客数が変わる
ヒント2を開く
年商 = 各区分の(時間帯別の購入件数/時 × 時間)の合計× 1回あたりの購入額 × 営業日
ヒント3を開く
日商。営業日
ヒント4を開く
ピーク4時間×毎時60件+通常11時間×毎時35件=1日625件の購入。単価550円+フード購入率40%×400円=710円。625×710×360=1億5,975万円、約1.6億円です。ピーク60件/時は来店・注文の到着が平均1分に1件、通常時の毎時35件は約1.7分に1件という需要仮説です。仮に店内比率40%・滞在45分ならピークの平均占有は60×40%×0.75=18席。席数だけでなく持ち帰りも含む製造60件/時の能力を確認します。
構造図: どう分解して解くか
日商の計算根拠
検算購入件数が±20%なら年商約1.28億〜1.92億円。全社国内売上÷店舗数を使うなら直営・ライセンス・期中出店をそろえ、同じ仮定の逆算を別の根拠による検算と呼びません。
回答例(面接での話し方)
1結論
この店舗条件なら年商約1.6億円。客流と製造能力の両方を確認します。
2前提
15時間営業の標準的なスターバックス1店で、購入1件を客1人とみなして計算します。店内・持ち帰り・モバイル注文を重複なく含めます。
3分解式
年商 = 各区分の(時間帯別の購入件数/時 × 時間)の合計× 1回あたりの購入額 × 営業日
4計算
ピーク4時間×毎時60件+通常11時間×毎時35件=1日625件の購入。
単価550円+フード購入率40%×400円=710円。
625×710×360=1億5,975万円、約1.6億円です。
ピーク60件/時は来店・注文の到着が平均1分に1件、通常時の毎時35件は約1.7分に1件という需要仮説です。
仮に店内比率40%・滞在45分ならピークの平均占有は60×40%×0.75=18席。
席数だけでなく持ち帰りも含む製造60件/時の能力を確認します。
5検算
購入件数が±20%なら年商約1.28億〜1.92億円。全社国内売上÷店舗数を使うなら直営・ライセンス・期中出店をそろえ、同じ仮定の逆算を別の根拠による検算と呼びません。
よくあるミス
- 終日ピークの客数で計算して過大になる
- 客単価を1,000円超に見積もる(ドリンク中心の業態)
- 営業日数を営業「時間」と混同する
面接官の深掘り質問
この店の利益はどのくらい残りますか?
年商約1.6億円で、原価・人件費・家賃・その他を引いた営業利益率を10〜15%と仮定すれば約1,600万〜2,400万円。率は結論ではなく、実際の席数・シフト・賃料から積み上げて確かめる。
モバイルオーダーの導入は売上をどう変えましたか?
レジ待ちが制約なら注文のオンライン化で機会損失を減らせる。製造や受け渡しが上限なら注文を増やすだけでは売上は増えず、待ち時間が伸びる。導入前後の施策によって増えた購入件数・待ち時間・作業費用を比較する。
評価ポイント
- 時間帯の波を客数に織り込めた
- 客単価をドリンク+フード追加率で構造化できた
- レジ処理能力という物理制約を意識できた
- 全社売上÷店舗数での検算ができた