マクドナルド1店舗の年間売上はいくらか|フェルミ推定の解き方と解答例
客数と客単価から、マクドナルド1店舗の年間売上を推定してください。
まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。
解答・解説を開く
回答の要点
- 分解
- 年商 = 各区分の(時間帯別注文件数 × 時間帯別単価)の合計× 365日
- 主な前提
- 時間帯:2時間、1時間あたりの注文件数:100件/時、1件あたりの平均購入額:400円/件、時間帯:3時間などを計算の前提に置く。
- 推定結果
- 約2.6億円
最初に確認・宣言すべきこと
- 郊外型(ドライブスルーあり)と都心型のどちらを標準とするか
- デリバリー(マックデリバリー・Uber)も含むか
- 24時間営業を想定するか
行き詰まったときの段階ヒント
ヒント1を開く
郊外型(ドライブスルーあり)と都心型のどちらを標準にするかを先に決める。客数の作り方が変わる
ヒント2を開く
年商 = 各区分の(時間帯別注文件数 × 時間帯別単価)の合計× 365日
ヒント3を開く
日商。営業日
ヒント4を開く
朝2時間×100件=200件、昼3時間×150件=450件、通常10時間×50件=500件、残る早朝深夜2時間×20件=40件。日売上は200×400円+450×700円+500×620円+40×500円=72.5万円。年約2.65億円です。昼の1時間あたり150件の注文は店頭100件+ドライブスルー50件とした需要仮説です。後者は平均72秒に1台で、注文・会計・受渡しを並行処理できることが条件。厨房は注文1件あたりの平均商品数を掛けた製造数で上限を確認します。
構造図: どう分解して解くか
日商の計算根拠
検算通常帯が毎時30〜70件なら年商は約2.19億〜3.10億円。年商を1日件数と一律単価へ丸め直すより、時間帯ごとの積を足す方が価格構成を保てます。
回答例(面接での話し方)
1結論
17時間営業の想定店で年商約2.6億円。立地やドライブスルーの注文構成で変わります。
2前提
6〜23時の17時間営業、ドライブスルー付きの標準マクドナルド。客数ではなく注文件数と1件あたりの平均購入額をそろえて推計します。
3分解式
年商 = 各区分の(時間帯別注文件数 × 時間帯別単価)の合計× 365日
4計算
朝2時間×100件=200件、昼3時間×150件=450件、通常10時間×50件=500件、残る早朝深夜2時間×20件=40件。
日売上は200×400円+450×700円+500×620円+40×500円=72.5万円。
年約2.65億円です。昼の1時間あたり150件の注文は店頭100件+ドライブスルー50件とした需要仮説です。後者は平均72秒に1台で、注文・会計・受渡しを並行処理できることが条件。
厨房は注文1件あたりの平均商品数を掛けた製造数で上限を確認します。
5検算
通常帯が毎時30〜70件なら年商は約2.19億〜3.10億円。年商を1日件数と一律単価へ丸め直すより、時間帯ごとの積を足す方が価格構成を保てます。
よくあるミス
- レジ1列の処理能力だけで客数上限を低く見積もる
- 客単価を1,000円超に見積もる(単価より回転で稼ぐ業態)
- コンビニの日販(50万円)との規模比較ができない
面接官の深掘り質問
マクドナルドとコンビニ、1店舗の売上が高いのはなぜマックですか?
客数は同水準でも、マックは「食事」で単価620円、コンビニは「ついで買い」で600円だが営業時間と商圏の使い方が違う。業態の需要の質の違いで説明する。
この店の売上を10%伸ばすには?
ピークは処理能力の上限に近いので、アイドルタイム(午後)の需要創出(カフェ利用・スイーツ)か、デリバリー拡大か。時間帯別の稼働率から打ち手を選ぶ。これはケース面接の「マクドナルドの売上向上」につながる。
評価ポイント
- 複数チャネル(店内・DT・デリバリー)の処理能力に気づけた
- 時間帯別の客数の波を作れた
- 客層ミックスで客単価を決められた
- 全社売上÷店舗数で検算できた