駅前ラーメン店1店舗の月商はいくらか|フェルミ推定の解き方と解答例
席数、回転率、客単価、営業日から駅前ラーメン店の月商を推定してください。
まずは自分で解いてみましょう。解答・解説は開くまで表示されません。
解答・解説を開く
回答の要点
- 分解
- 月商 = 各区分の(席数 × 実利用率 × 毎時回転 × 時間)の合計× 客単価 × 営業日
- 主な前提
- 席数:15席、実利用率:70%、毎時回転:2.5回/時、時間帯:2時間などを計算の前提に置く。
- 推定結果
- 約290万円/月
最初に確認・宣言すべきこと
- 個人経営の標準的な店(チェーンではない)を想定してよいか
- 昼夜両方の営業か
- 出前・テイクアウトは含まないでよいか
行き詰まったときの段階ヒント
ヒント1を開く
個人経営の標準店を想定すると宣言し、席数と昼夜の営業時間を自分で決めてから始める
ヒント2を開く
月商 = 各区分の(席数 × 実利用率 × 毎時回転 × 時間)の合計× 客単価 × 営業日
ヒント3を開く
日商。営業日
ヒント4を開く
昼ピーク2時間は15×70%×2.5×2=52.5人。夜の主要3時間は15×40%×2×3=36人。残り5時間は15×10%×2.5×5=18.75人。日107.25人×1,050円×26日=約293万円です。昼2.5回転は滞在・片付け24分、夜2回転は30分。1,050円はラーメン900円+追加注文率50%×300円の仮定です。昼ピークの必要処理は15席×70%×2.5=26.25人/時で、厨房がこれに届かなければ客数を下げます。
構造図: どう分解して解くか
日商の計算根拠
検算客単価950〜1,150円なら月約265万〜321万円。収益性は家賃・人件費・原価を別に積み上げ、店舗固有の損益分岐と比較して確認します。
回答例(面接での話し方)
1結論
この席稼働なら月商約290万円。ピークの厨房能力と非ピークの実需要を確認します。
2前提
15席、昼4時間・夜6時間、月26日営業のラーメン店。店内売上のみで、持ち帰りは除きます。
3分解式
月商 = 各区分の(席数 × 実利用率 × 毎時回転 × 時間)の合計× 客単価 × 営業日
4計算
昼ピーク2時間は15×70%×2.5×2=52.5人。
夜の主要3時間は15×40%×2×3=36人。
残り5時間は15×10%×2.5×5=18.75人。
日107.25人×1,050円×26日=約293万円です。
昼2.5回転は滞在・片付け24分、夜2回転は30分。1,050円はラーメン900円+追加注文率50%×300円の仮定です。
昼ピークの必要処理は15席×70%×2.5=26.25人/時で、厨房がこれに届かなければ客数を下げます。
5検算
客単価950〜1,150円なら月約265万〜321万円。収益性は家賃・人件費・原価を別に積み上げ、店舗固有の損益分岐と比較して確認します。
よくあるミス
- 終日満席の回転で計算し、後から「空席率を見て」と根拠なく割り引く
- 客単価をラーメン単品価格のみで計算する
- 営業日数を30日にして休業日を忘れる
面接官の深掘り質問
この店の利益はいくら残りますか?
月商約290万円×粗利70%=203万円から人件費70万円・家賃30万円を引くと103万円。さらに光熱・消耗品・償却・広告等を控除する。人件費に店主報酬を入れたかを明示し、利益と店主の総取り分を区別する。
月商を1.5倍にするには何をしますか?
席・厨房・実需要のどこが上限かを時間帯別に確認する。ピークを30%増やしても日客数全体が30%増えるわけではない。追加客数×単価と既存客の単価改善を合算し、値引き・追加人件費を引いて比較する。
評価ポイント
- 席数×回転という飲食の定石で分解できた
- 昼夜の回転差を分けて積めた
- 客単価にサイドメニューの上乗せを織り込めた
- 損益分岐という経営目線の検算ができた