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存在アプローチ難易度: 標準思考7分 / 回答3

日本にガソリンスタンドは何カ所あるかフェルミ推定解き方と解答例

日本のガソリンスタンド(給油所)の数を推定してください。

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自分で設定する論点

  • 対象物が必要になる場所や条件を自分で定義する
  • 人口密度、道路、商圏、設置間隔など、入口にする母数を選ぶ
  • 都市部と地方、特殊立地、重複カウントの扱いを確認する
  • セルフ・フルサービスの区別はせず給油所数で数えると宣言する

最初に確認・宣言すべきこと

  • 対象は一般向け給油所のみか、企業の自家用給油設備も含むか
  • EV充電スタンドは含まないでよいか
  • 廃業済み・休業中は除くか

行き詰まったときの段階ヒント

ヒント1を開く

需要(車の給油回数)を供給(1店の処理能力)で割るのが定石

ヒント2を開く

車1台は月に2〜3回給油する。自動車は乗用+貨物で約8,000万台

ヒント3を開く

1店舗が1日にさばける給油台数は、レーン数×回転で考えられる

考え方

  • 総給油回数(台数×頻度)を1店舗の処理件数で割る需給バランスで入る
  • 1店の処理能力は「4レーン×1時間4台×営業14時間」のように現場を想像して置く
  • 地方の過疎地では採算割れでも存在する、という下支え要因に触れる

解答の流れ

  1. 自動車保有を乗用+貨物で約8,000万台、給油頻度を月2回と置く → 月1.6億回
  2. 1日あたり給油需要 ≒ 530万回
  3. 1店舗の処理: 4レーン × 1時間5台 × 14時間 × 稼働率70% ≒ 200回/日
  4. 店舗数 = 530万 ÷ 200 ≒ 2.7万カ所
  5. 結論は約2.7万カ所、レンジ2万〜4万カ所とする

回答例

【結論】日本のガソリンスタンドは約2.7万カ所と推定します。 【前提】一般向けの給油所を対象にします。 【分解式】需要(総給油回数)÷ 1店舗の処理能力で求めます。 【計算】自動車は乗用車6,000万台と貨物等2,000万台で約8,000万台。1台が月2回給油するとして月1.6億回、1日約530万回の給油需要があります。供給側は、1店舗4レーン、1時間に5台、14時間営業、稼働率7割で1日約200回さばけます。530万 ÷ 200 ≒ 2.7万カ所です。 【検算】コンビニ(5.5万店)の約半分という比率です。街道沿いでコンビニ2軒に1軒の割合でスタンドを見かける感覚と大きく矛盾しません。

実際の数値との突き合わせ

資源エネルギー庁 給油所数(2023年度末): 約2.7万カ所(ピークの1994年度は約6万カ所)
1.5万〜5万カ所に入っていれば桁感OK

よくあるミス

  • 乗用車だけを母数にして需要を過小評価する
  • 給油頻度を週2回など高く置きすぎる(平均的な走行距離では月2回前後)
  • ピーク時間だけの処理能力で1日をならしてしまう

面接官の深掘り質問

ガソリンスタンドの数は20年前と比べてどうなっていますか?

ピーク(1994年約6万)から半分以下に減少。燃費向上・車離れ・後継者難・地下タンク規制がドライバー。需要減×固定費増の構造で説明する。

EV普及が進むとスタンド網はどうなりますか?

給油需要は自宅充電に置き換わり大幅減。ただし急速充電・洗車・物流拠点への業態転換余地がある。撤退が過疎地から進む地理的偏りに触れられるとよい。

評価ポイント

  • 需要と供給の両側から式を組めた
  • 処理能力をレーン数×回転×営業時間で現場感を持って置けた
  • 貨物車を含む自動車全体を母数にできた
  • コンビニ店舗数との比較で検算できた

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練習

フェルミ推定を本番形式で練習

思考時間と回答時間を区切って、口頭説明まで含めて練習できます。

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